作業の大まかな流れ

作業の大まかな手順としては、
(1) シート[i]から、イベント企業の企業コード、イベント日を取り出す。
(2) シート[ii]から、イベント企業のイベント日前後のデータを取り出す。
(3) シート[iii]から、イベント企業と規模が近い企業の企業コード、イベント日を取り出す。
(4) シート[ii]から、matched企業のイベント日前後のデータを取り出す。
(5) シート[i]に貼り付ける。
(6) (1)に戻る
という作業の繰り返しです。

たとえば、手順(1)において、

local firm_code = var_firm_code in 1

とすると、local 変数 firm_codeに、var_firm_codeという変数の1行目にある値が入ります。
そして、手順(2)で、

use stock_data_`firm_code'.dta, clear

とすることで、stock_data_`企業コード’.dtaという名前の企業固有の株価データを読み込めます。
もちろん、事前に企業ごとに株価収益率のファイルを作成する必要があります。
PortfolioMasterで提供される、全企業の株価が入ったファイルを直接読み込んでも良いですが、そのたびにあの大容量のデータにアクセスするのはかなりの時間のロスになるかと思うので、事前に企業ごとに分割するほうが後々、楽です。