オブジェクトの削除

オブジェクトの削除

rm(object_name)

xというオブジェクトを削除するならrm(x)

ちなみにすべてのオブジェクトを削除するには

rm(list=ls())

で大丈夫です。
説明をすると,ls()で全てのオブジェクト名を参照することができます。ですので,上のコマンドで,削除するオブジェクトとして全てのオブジェクト名を上げることになります。

最後にRの気になったところを上げます。データフレーム・エディタとRエディタ(doファイル・エディタのようなもの)の使い勝手が非常に悪いです。GUIの肝になるところなので,このあたりは改善してほしい。

ざっと触った感じですが,Stataは統計ソフトの一方で,Rはベクトルをベースにした統計もできるプログラミング言語って印象でした。
上で書いたとおり,Stataは一つのシートを操作することを前提しているのに対して,Rは行列操作をすることがベースなので,細かなデータ操作の方法について,それぞれがそれぞれの進化をしている感じがしました。
もうちょっとRに慣れたら,そのあたりもエントリにできればと。

参考書としては, 『rの基礎とプログラミング技法

Rの基礎とプログラミング技法

Rの基礎とプログラミング技法

を参考にしてます。他はざっと見ている限りでは名著,『The R Tips』
The R Tips―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集

The R Tips―データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集

が良さそうです。
最近新しい本がいくつか出ていますが,正直,表層的なことしかかかれておらず, 上の本,あるいはGoogleで十分間に合うと思います。
あと,いろんな本が,冒頭でn <-c(1,2,3)みたいな例文を出すことが多いですが,はじめからそんな使い方をする人なんていないので,csvファイルの読み込み,あるいはR内に初めから入っている irisデータの読み込みから始めたらよいのにと思います。
どうように,3+4と打ったら7って結果が出るってのも,疑問です。