statsbyコマンド

ただしこの時,data-editorの中身は,推定結果に置き換えられるので注意が必要です。fm.adoの中身では,一時ファイルを作成することにより,data-editorの中身が変わるという問題を回避しています。
コマンドのシンタックスは,

statsby [exp_list] , options: command

です。
Stataに元から入っている,auto.dtaを使った例示は以下のとおり。

sysuse auto, clear
statsby, by(foreign): sum price, de

または,

sysuse auto, clear
statsby _b _se e(r2) e(n), by(foreign): reg price mpg tru

上の2行で,サブサンプルごとの基本統計量が,下の2行で,最小二乗推計量の係数と標準誤差,e-classとしてR-squaredとサンプルサイズがdata-editorにリストアップされます。

推定後は,「_b_変数名」という変数に,サブサンプルごとの係数の推計値と切片項の推定値が計算されます。
また,「_se_変数名」という変数に,サブサンプルごとの係数の標準誤差がリストアップされます。また,オプションの”e(r2) e(n)”で,R2とサンプルサイズも表示されます。

[追記!!!]
たまに,「データが削除されます」といったエラーが出ることがあります。その時はclearオプションを付けてください。useオプションと同じ漢字です。
statsby ..., clear by(..):
といった感じです。