Cross-sectionでの資産価格モデル分析を行う際の統計的有意水準の決め方

多くの論文が、期待収益率に影響するファクタを見つけてきたと主張する。既存の統計検定(t=2, p=0.05を基準とする)では結果が甘く出るので、筆者らはより強い水準(t=3, p=0.0027)を用いるべきだと主張している。

Campbell R. Harvey, Yan Liu, Heqing Zhu; … and the Cross-Section of Expected Returns, The Review of Financial Studies, Volume 29, Issue 1, 1 January 2016, Pages 5–68, https://doi.org/10.1093/rfs/hhv059