display関数で表示させる時のformat指定

久々にStataネタ。

何らかの計算結果をlocal変数に代入し,その後displayコマンドで表示させたい時を考えます。local変数に入れた値が大きい場合,指数として表示されることがあります。その時に整数として表示させる方法。
やり方は簡単で,displayコマンドの後にlocal変数のformatをかませばOK。以下のとおり。1行目でlocal変数への代入,2行目は単純にdisplay関数を用いて,指数表示,3行目はformat指定をして表示。

local hoge = 123456789012345
dis `hoge'
dis %16.0f `hoge'

出力結果は以下のようになるはず。

. local hoge = 123456789012345

. dis `hoge'
1.235e+14

. dis %16.0f `hoge'
123456789012345

分析結果の表示に関して,細々としたTipsを溜めたので,まとめて記事にしたい。と思ってたけど,まとめるのが億劫なので,単発で記事に。

このとき,local変数の前にformatの指定をするのがミソ。例えば,二つのlocal変数を一行で表示させるときは以下のように,指数表示されては困る変数の直前にformat指定をする。

local n = 777
local hoge = 123456789012345
dis `n' %16.0f `hoge'